子どもの社会性の発達研究プロジェクトPEERS(ピアーズ)のウェブサイトです。

PEERSとは

PEERS(読み:ピアーズ)とは、英語で“仲間”という意味です。子どもの社会性の発達には、親とともに、仲間や友だち関係のあり方が大きく関わると考えられます。

PEERSでは、現代に生きる子どもたちが、友だちとの関わり方をどのように発達させていくのか、またその発達にはどのような要因が関わるのかを、心理学的な方法を用いて検討を進めています。

私たちは、PEERSで得られた知見を、日本の心理学や教育学における学術的な発展につなげるとともに、子育てに携わる専門家や保護者の方々に有益な情報を提供していきたいと考えています。

研究内容

PEERSには、これまで約1,000家庭の方にご協力頂いています。対象のご家庭は、山梨、長野、兵庫、千葉を中心に、全国の方々です。
参加頂いているご家庭には、一人っ子のお子さまもいれば、ごきょうだいがいたり、双子の方もいらっしゃいます。

PEERSの調査は、主にアンケート調査と面接調査の2種類です。
アンケート調査では、1年に1度、1~3月の時期にご自宅に調査票を郵送させて頂いています。調査の内容は、普段のお子さまやご家族の様子のほかに、園や学校、地域との関わりについてもお聞きしています。
お子さまが小学3年生になってからは、お子さまにもご協力いただき、ご自身の考えを教えて頂いています。

面接調査は、お子さまの年齢に合わせて、ご家庭に訪問させて頂いたり、大学などに来て頂いて実施しています。
面接調査では、普段の親子やごきょうだいのやりとりを観察させて頂いたり、大学に来て、お子さんにお父さんお母さんやお友だちと一緒に課題に取り組んでもらうなどしています。

PEERSグッズ・クリスマスカード

PEERSの調査にご協力頂いた皆様には、特製のPEERSグッズを差し上げております。年末にはクリスマスカードをお送りしております。クリスマスカードは毎年、アニメーション作家であり白百合女子大学児童文化学科専任講師としてご活躍されているやたみほさんに造形・デザインをお願いしております。

PEERSグッズ
PEERSクリスマスカード2020 ©︎PEERS(デザイン/村松俊夫 造形/やたみほ)
PEERS Website