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おすすめの本 第10回:細川美幸

おすすめの本や映像作品

『木をうえるスサノオ』(岡崎ひでたか 作/篠崎三朗 絵 新日本出版社)

この本の、言葉がとても面白くて、男子はもとより、意外と女子も笑ってしまう、独特の表現があります。

セリフもそうですし、人物の表現、それから…「毛」! なんと、主人公があちこちの毛を抜くのですが、不思議ですね、「毛」というだけで、子どもたちはニヤニヤします。さらに、どこの毛か!?というところと、そんなふうに飛ばす?!という表現で、また面白くてゲラゲラ大笑い。

決してコメディというわけではなく、神さまのお話なので、尊いお話で、読んだ後にほっこりしたり、ありがたい気持ちになったり、学びを感じたりもします。でも、教育本!という感じもなく、「これ、面白いよ」と、つい、姪っ子や甥っ子に勧めてしまう素敵な隠し味があります。

そして、これを読み聞かせするとき、まるで(小学生の息子の)音読の宿題のように、大きな声で思いっきり読むと、とっても気持ちがよいのです。 

親子関係が煮詰まったら、この本を大きな声で読んで、親子で一緒に笑ってるうちに、ほっこり仲良し関係に元通り…

そんな恩恵もあるかもしれない「ゆかいな神さま」のお話です。

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