子どもの社会性の発達研究プロジェクトPEERS(ピアーズ)のウェブサイトです。

PEERS調査にご参加頂いている皆様

PEERSつれづれ

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

兎年の本年が、皆様にとって飛躍の年となりますことを心より願っております。

今年もまた、2月より順次調査票をお送りさせて頂く予定でございます。
研究者一同、皆さまからご提供いただいている貴重な情報を、学術の発展や社会
貢献に活かせるよう努めてまいります。
ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

酒井

おすすめの本 第1回:酒井厚

おすすめの本や映像作品

調査にご協力頂いているみなさま

日頃は、私どもの調査にご協力いただきありがとうございます。2月から始めた2019年度のアンケート調査も、多くの方にご返送いただき、心より感謝申し上げます。
新型コロナウィルスの流行により生活が一変し、色々とご苦労されていらっしゃることと思います。医療関係者の方々が大変な思いでウィルスと戦うなか、分野は違いますが子どもや家族について考える専門職として、何かできることはないか考えておりました。
本当に些細なことではありますが、外に出れずストレスがたまる日々、読書が少しの安らぎになるのではないかと考え、こんなとき読んでもらいたい本をご紹介させて頂きたく思います。

『フレデリック:ちょっとふしぎな のねずみのはなし』(レオ=レオニ 著/谷川俊太郎 訳 好学社)

レオ=レオニと言えば「スイミー」が有名ですが、同じくらい人気の作品に「フレデリック」があります。のねずみのフレデリックは、他ののねずみが冬ごもりのために食料やわらをせっせと集めているのに、日向ぼっこしたり、外を眺めたり、違うことをしています。みんなが聞いても、「お日様の光を集めている」とか「言葉を集めている」とか言うばかり。みんなは少しイライラしています。いよいよ冬になり、石垣のなかでも支度した食料やわらで最初は快適に過ごしていましたが、次第に寒さと暗さが身に染みるようになり、みんながフレデリックの言っていたことを思い出して問いかけます。さて、フレデリックはどうしたかと言うと…。

じつは、みなさんに本を紹介させて頂こうと思い立ったのは、外に自由に出れないでいる今、この絵本を思い出したからでした。

これまでに読まれたことがある方も、そうでない方も、今また手に取っていただけますと幸いです。

PEERS Website